越前がれい
福井県では馴染みのある人気の魚。
9月から漁が始まり、寒さが厳しくなる11～2月頃に水揚げされるカレイはお腹にたっぷりの子（卵）を持っていて美味。
産地では新鮮なカレイは刺身で食べる習慣があり、甘味と食感、味の良さはヒラメ以上とも。
「活〆」や「神経抜き」によって、長期間の鮮度維持を実現している。
越前がれいのヴァプール 岩のりとチーマディラーパのソース
地元漁師の間ではヒラメに並ぶ美味しさだと評判の味を活かすため、繊細に薄くスライスした身を重ねて軽く蒸し、旨味を閉じ込めた。フォークを入れた瞬間に柔らかくほぐれる身は岩のりを加えたソースによく絡む。見た目はもちろん、ほのかに香る柚子の風味も華やか。
越前がれいの丸ごと一尾 カルトッチョ
一尾丸ごと焼いた越前がれいを供える福井県の風習「天神講」をオマージュし、姿そのままを紙で包み焼きに。見た目とは裏腹に、越前がれいと野菜から出る旨味、ハーブの香りをうつしたソースは天然の滋味。越前がれいの身の繊細な美味しさを引き立てる。
季節を宿す旬味料理
福井の郷土食
福井県交流文化部
